
ロジックツリー
ロジックツリーとは、ある事象やその原因などをツリー状に分解していく思考法のことである。また、その図解方法の事を指す。文字どおり論理を構成するツリー状のもので、事象を階層に分類し、可視化することで網羅的に考えることができ、課題を発見するのに役立つ。
それぞれの階層は分類基準がそろっており、上位概念は相互に重複がなく全体として漏れがない(MECEである)ことが重要である。メリットとして以下が挙げられる。
①課題の全体把握が容易にできる
ロジックツリーを広く、深く展開することで課題の全体像が明確にできる。全体像が把握することで、特定の解決策が適当でなかった場合、別の解決策を容易に設定しなおすことができるメリットがある。また、広く検討した結果導き出された結論である為、説得力が増す。
②議論の対象にズレが生じにくく、修正が容易
議論を行う上で、現実には頻繁に起こりうる、比較対象の設定が不適当であるという事が起きにくく、また課題が階層化されていることで、ズレが生じた際に軌道修正が容易になる。
関連リンク

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http://www.bizocean.jp/doc/category/339/

http://special.nikkeibp.co.jp/as/201307/office2013_nbo/2-2.html