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     ⑤自己流の情報収集は企業の問題解決に役立たない

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2015/08/12配信分

論理思考

「問題発見思考」を覗き見!
 ⑤自己流の情報収集は企業の問題解決に役立たない

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「問題発見思考」いよいよここから実践編がスタートだ!
まずは情報収集に仕方について見ていくぞ! くまおは自己流で情報収集していないか?

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自己流でやっていますね… 話からするとそれではいけない予感。 実際にどうやったら問題解決につながる情報収集ができるのでしょうか。

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■問題発見思考■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5.自己流の情報収集は企業の問題解決に役立たない
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自己流の情報収集は企業の問題解決に役立ちません。情報収集においても「考え方」を理解して、アプローチに沿って実践を重ねる事が大切です。
詳しく見ていきましょう。
 
 
¶問題解決における情報収集は自己流では上手くいかない
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世の中には多くの情報が溢れかえっており、そこから必要な情報を判断するのは容易なことではありません。
そのため、自己流の情報収集では、自分の知りたい事だけで重要な情報を漏らす、または、情報全部に目を通しても何が重要かが分からない、といった状況に陥りがちです。
 
顧客や市場環境が変化している時代は、正しい考え方に基づいて情報収集することが必要です。
 
正しい考え方とは、思い込みでなく事実に忠実であり、対象となるお客様の話を聞く、自分で検証したり経験してみる、という考え方です。
しっかりとした考え方を身につけて、論理的に物を考えていくと、たくさん情報があっても重要な情報を漏らさずに理解することができます。
考え方を身につけて、情報収集の勘を磨いていきましょう。
 
 
¶問題解決には新しくて価値のある情報が必要
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価値ある情報の判断基準は、会社や部門の使命、仕事の目的に戻ると理解がしやすくなります。
 
使命や目的達成のために、どんな情報を収集しなければならないのか、ここでも大きな所から小さな所へ考えます。大本を決めると物事は拡散せず漏れもなくなるからです。
 
情報の価値を、「誰も知らなかった/誰もが知っている」「普段の業務に必要/使命達成に必要」というマトリックスで考えてみましょう。
 
一番価値が低いのは、誰もが知っている普段の業務に必要な情報です。反対に価値が大きいのは、誰も知らなかった使命達成に必要な情報です。
価値が低い誰もが知っている情報でも、組み合わせて考えたり、詳細情報へ分解する等、工夫することで価値を上げることができます。
新しい取り組みには、新しくて価値ある情報が必要になります。また、それらの情報は、それだけで良い分析や良い成果をもたらします。
 
そのため、インタビュー等を通して現場から情報を入手する努力が必要になります。
 
企業に蓄積されている情報には偏りがありますので、情報の量と質を見直し、問題解決に必要な情報を創造する新たな取り組みを積極的に模索していきましょう。
 
 
¶情報収集は「要は?」「だから?」に答えられることが大事
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情報収集の目的は、企業業績を向上させるための機会と問題を発見することです。その過程で、製品市場や競合を理解したり、単に知りたい事を知るために情報収集をする事があります。
 
大事な事は、自分がどのような目的で情報を収集しているか、軸足を常に意識する事です。軸足がきちんと定まっていると、集めた情報から「要は?」「だから?」が言えるので、情報の価値は高まります。
 
軸足は情報を理解する視点と言ってよいでしょう。
 
例えば、市場を理解する際は「どこに機会があるのか?」という視点が大切です。また、競合は「自社の顧客を奪うのはどこか?」、自社は「市場や競合に対応出来る体制になっているか」という視点が大切です。
 
軸足をしっかり定め、情報を集めて理解していきましょう。
 
 
¶勘所を理解すると実践のコツがつかみやすい
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情報収集の際は、目的から知るべき事を明確にして、それぞれの情報源を特定していきましょう。
 
まずは、情報を幅広く集める事が大切です。最初から細かい情報を集めると全体が見えなくなって漏れが発生したり、情報の理解が困難になりますので、全体を知る事が大切です。
 
全体感がよく分からない時は、インターネットで基本的な情報を理解をするところから始めればよいでしょう。政府統計や業界統計、ビジネスレポート等がインターネットで入手出来ますので、どんどん活用していきましょう。
 
インタビューを実施すると問題の絞り込みが出来るので、何を調べれば良いかが明確になります。
 
また、自分で足を運ぶ事も大切です。政府刊行物センターには統計情報が、国立(公立)図書館には、あらゆる資料がありますので、足を運んで情報に触れてみましょう。
 
情報収集は、考え方を理解したら、慣れることも必要です。まずは出来るところから、あせらずあわてずに実践してみてください。
 
 
【執筆:村上 昌也/BBT大学院2015年3月 修了】
 
 



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目的から軸足を明確にする。やってませんでした! 闇雲に情報収集しても的確な情報は集められないということですね!

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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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