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     ④デジタルマーケティング入門 ~インターネットが変えた消費者行動~

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2016/03/23配信分

マーケティング

マーケティング概論
 ④デジタルマーケティング入門 ~インターネットが変えた消費者行動~

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『マーケティング概論』 4回目だ! 今回はインターネットが消費者の行動にどう変化をもたらしたのかを見ていくぞ! くまおもネットをいろいろ活用するようになったろ?

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そうですね!私はほとんどネットを使って何かをすることがほとんどなんですが、以前はどんな感じの消費者行動をしていたんでしょうか? 興味があります。

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■マーケティング概論■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.デジタルマーケティング入門 ~インターネットが変えた消費者行動~
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これまでマーケティングは顧客のニーズを汲み取り、顧客視点で思考することが大切であることを見てきました。そのため、企業と顧客との接点に変化があると、当然マーケティング活動にも大きな変化をもたらします。
 
今回はその変化について考えてみます。
 
 
¶インターネットが変えた消費者行動
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この10年で起こった大きな変化として、インターネットの普及が挙げられます。インターネット、更にはスマートフォンの普及により、「いつでもどこでも」が可能となりました。インターネットに常にアクセスできるようになったことで、消費者行動は大きく変わりました。
 
従来の消費者行動はAIDMAモデルで表現されるように商品を「A:認知」して、「I:興味」を持ち、「D:欲しい」と思い、「M:記憶」して「A:購入」に繋げるものであったとされています。
 
これがインターネットの発達によりAISASモデルにあるように「S:検索」し、「S:共有」するといった新しい消費者行動が生まれました。
 
AIDMA(アイドマ)モデル:
 認知(Awareness) ⇒ 興味(Interest) ⇒ 欲求(Desire) ⇒ 記憶(Memory) ⇒ 購入(Action)
 
AISAS(アイサス)モデル:
 認知(Awareness) ⇒ 興味(Interest) ⇒ 検索(Search) ⇒ 購入(Action) ⇒ 共有(Share)
 
※最近ではソーシャルメディア時代の新しい生活者消費行動モデルとしてSIPSモデルといったものも提唱されています。
 
 共感する(Sympathize) ⇒ 確認する(Identify) ⇒ 参加する(Participate)⇒ 共有・拡散する(Share & Spread)
 
 
¶インターネット普及によるマーケティングへの影響
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こういった消費者行動の変化に合わせてマーケティング手法も大きく変わってきています。
 
インターネット普及前のメディアと言えばテレビや新聞といったマスメディアが主流でした。極端な話、マスメディアをいかに活用するかがマーケティングのポイントだった訳です。
 
一方、インターネット普及後はメディアの多様化も進み、自社メディアを持つ企業も増え、スマートフォンの普及と共に最近ではソーシャルメディアの利用も高まってきています。
 
この中でも特に大きな変化はソーシャルメディアの台頭です。ソーシャルメディアによって消費者は自分の声を外に発信することが出来るようになりました。
 
これによって、これまでは企業が発信するマスメディア情報を一方的に受けるしかなかったものが、企業と双方向のやり取りができるようになりました。
 
同時に消費者同士が直接情報をやり取りできるようになったのです。
 
皆さんもアマゾンで商品を購入する時や、食べログやトリップアドバイザーでレストランやホテルの予約をする時にカスタマーレビューや口コミを参考にするのではないでしょうか。
 
マスメディアを介さないコミュニケーションが生まれる中で、いかにその声を拾っていくかということもマーケティングの大きな課題の1つになってきています。
 
 
¶ソーシャルメディアマーケティング
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ソーシャルメディアマーケティングの特徴について考えてみましょう。
 
ソーシャルメディアは企業がマーケティングを行うことを目的として存在している訳ではありません。そのため、ソーシャルメディアは「買ってもらう」場所ではなく、「買いたいと思ってもらう」場所であると認識することが大切です。
 
その点を理解せずにソーシャルメディア上で押し売りをしてしまうと、炎上して逆に企業のブランドイメージを毀損してしまう可能性もあるので注意が必要です。
 
ソーシャルメディアは特に「リスニング」、「パブリッシング」、「※エンゲージメント」、「測定・分析」、「ソーシャルカスタマーザービス」、「リスクマネージメント」に効果を発揮するマーケティングツールです。
 
目的が明確な「能動的検索」から、友人起点の「受動的クリック」へとユーザー行動が変化する中で、こういったメディアをどのように活用していくか、企業には売り買いを超えた顧客との関係構築が求められるようになってきています。
 
※ブランド作りに消費者が積極的に参加することをエンゲージメントと言います。
 
次回はインターネットを活用したマーケティングの可能性について見ていきます。
 
 
【執筆:山根 雄介/BBT大学院2015年9月 修了】
 
 



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検索して共有するっていうのは、ネットが普及してからですね! 言われてみるとそういう行動をしていますね!
次回のマーケティングの可能性も早く知りたいです!

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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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