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     ①AI(人工知能)と取り巻く環境

BIZトピックス 話題のビジネスマナーや、時事問題を大前研一やMBAホルダーの視点で鋭く解説。あなたの成長へのプロセス作りを後押しする、ビジネストピックス集。

2016/07/06配信分

ITリテラシー

シリーズ 「ビジネスパーソンのための『 AI 』」
 ①AI(人工知能)と取り巻く環境

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今回から新シリーズ、人工知能を取り上げたテーマを修了生が紹介していくぞ! AIって聞いたことあるな?単語だけは最近浸透してきたから聞いたことはあるだろうが、そもそも何なのか考えてみたことあるかな?

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AI聞いたことあります! イラストレーターの拡張子がちょうどaiだったので、それのことかとも思いましたけど、最近のテレビなんかで違ったことに気付きました!笑 AIってところで何なんでしょう?

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■本当に使える分析力■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1.AI(人工知能)と取り巻く環境
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¶ AIが碁の名人に勝利!
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2016年3月15日、世界最強と名高い韓国のトップ棋士に、Googleが開発したAIが勝利した歴史的な日となりました。
 
チェスや将棋では、すでにトッププロも凌ぐといわれており、実際1997年時点でIBMのコンピュータが世界チャンピオンを破ったのは覚えている人も多いでしょう。
 
実はほんの数年前までは、19×19という碁盤で局面がはるかに多い碁においては、コンピュータがプロを打ち負かすのはまだ10年はかかるだろうという見立てが多く、それだけこの出来事は衝撃を呼びました。
 
 
¶ 企業活動に染み渡るAI
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話はボードゲームだけに留まりません。
 
研究開発・製造・在庫管理・販売・マーケティング・サポートといった企業の活動でもAIを活用している企業は少なからず存在します。
 
さらには、単純労働だけではなく、弁護士、料理シェフ、脚本家、作家といった比較的頭脳活動を要すると思われていた領域でも、AIがすでに試みられているのです。
 
我々消費者視点で見ても、近年ではAIを搭載した製品・サービスが雨後の筍のように登場しており、おそらく読者の皆様にとっても、AIはなじみ深い用語になったのではないでしょうか?(むしろ私は多すぎてゲンナリ、とすら感じています)ちなみに、Google検索やAmazonでの購入の裏でもいわゆるAIが活躍しています。
 
その意味では、AIを賢く活用することで、我々のくらしや企業活動も多大なる恩恵を受けることもできるのです。
 
今回の連載では、ビジネスパーソンにとっても決して無縁ではないAIについて、これからどのように向き合っていくべきか、そのために最低限押さえておくべきエッセンスを中心にご紹介していきます。
 
率直に言って、AIと呼ばれているものにも、Googleが開発している本格的なAIもあれば、従来の自動化処理を便宜上AIと呼んだだけのものもあり、まさに玉石混合といった状態です。
 
従って、我々が留意すべきは、単にそれらをAIと十把一絡げに括るのではなく、どういった仕組みで実装しているのかは最低限押さえておかないと、それぞれのAIに対して理知的に判断できなくなってしまいます。そうなると、AIが人類の脅威となる、「シンギュラリティは起こるのだろうか?」、といったセンセーショナルな煽りに感情的に右往左往してしまうのです。
 
 
¶ AIを区分する代表的な考え方
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AIを区分する考え方の一つとして、「強いAI」「弱いAI」という表現があります。
 
これはジョン・サールという哲学者が作った用語ですが、ざっくり言えば特定の問題解決だけを担えるのが「弱いAI」で、汎用的な問題解決能力を自律的に担えるものが「強いAI」と呼ばれます。
 
AI(人工知能)という語感から、おそらく大半の方が「強いAI」をイメージしていると思いますが、実はまだ本連載執筆段階では誰も完成させていません。
 
最近では「強いAI」のことを「AGI(人工汎用知能)」と呼ぶケースや、または人の知能を超える瞬間を「シンギュラリティ(技術的特異点)」という言葉で表現することもあります。
 
シンギュラリティについては、2016年6月22日に行われたソフトバンク株主総会で、孫社長が次のようなコメントを寄せたことも世間を騒がせました。
 
「(人工知能が人間の知能を上回る)シンギュラリティ(技術的特異点)の到来が迫り、情報革命はこれから本番を迎える。そうした中で社長の座を譲る時期が1年後に迫り『もう少しやり残したことがある。社長を続けていきたい』と欲が出てきた」
 
さて、これほどまでに企業または社会に多大なインパクトを与えているAIですが、ここで冷静になって1つ質問したいと思います。
 
「AI(人工知能)とは何でしょうか?」
 
何をいまさら、と思う方もいるでしょうが、果たして正解を言える方はいるでしょうか?
 
実はAIの最先端研究を行っている研究者たちでさえ、この質問に対して統一した見解をもって回答出来る人はいません。それだけ、AIという言葉はコンセプトとして使われていることを我々は認識しておく必要があります。
 
つまり、AIに対して我々がまず知っておくべきことは、そもそもAIがどのような経緯で今に至っているのか、その歴史的成り立ちと代表的な考え方です。この知識がないままAIについて喧々諤々しても、どうしても表面的な議論になってしまうのです。
 
次回からは、AIの歴史について、極力流れを意識しながら数式を一切使わずにたどっていきたいと思います。
 
 
【執筆:福岡 浩二/BBT大学院2014年9月 修了】
 
 



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次回からのAIの歴史、楽しみですね!もっと知ってみたいです!

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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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