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     ④AI(人工知能)に取り組む企業

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2016/07/27配信分

ITリテラシー

シリーズ 「ビジネスパーソンのための『 AI 』」
 ④AI(人工知能)に取り組む企業

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前回まではAIの歴史についてだったが、今回はAIに取り組んでいる企業をみていくぞ! くまおはどんな企業が思いつくかな?

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AIに取り組んでいる企業ですか? 最近はいっぱいあるような気がします。大企業も取り組んでいると思いますが、AIを使ったベンチャー企業なんかもあるんじゃないですかね?

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■本当に使える分析力■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 4.AI(人工知能)に取り組む企業
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¶ AI(人工知能)のインパクトとは
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前回までで、AIという言葉が生まれた時代から、AI研究者ジェフリー・ヒントンが発表したディープラーニングに至るまでの流れをご紹介してきました。
今回は、それが及ぼしたインパクトについて触れてみたいと思います。
 
 
¶ PC時代の覇者MicrosoftとGoogleの取り組み
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ディープラーニングを早期から自社の研究開発に取り込んだのはMicrosoftです。2009年にはヒントンに共同研究を持ち掛けて、2012年には英語と中国語をリアルタイム音声で通訳するデモを行って話題を呼びました。
 
同年、ヒントン率いる研究チームは国際画像認識コンテストに初出場し、従来は年間で1.2%の改善がせいぜいであったのが、一気に10%の性能向上を実現し、1位と2位を独占しました。そして、以降の大会ではディープラーニング勢が上位を独占することになります。
 
Microsoftは今でも「Cortana」というパーソナルアシスタントや、機械学習型会話ボット、そしてSkypeの通訳エンジンとしてAIの利活用を自社の戦略として押し広げています。
 
次に、インターネット時代の覇者となったGoogleは、今はAIを中核においているといっても過言ではありません。
 
そもそも創業者の二人がオックスフォード大学在籍時に師事していた教授もAIが専門であり、彼らからすると元々AIを意識した戦略を持っていた可能性は高いです。
 
そのGoogleは、モバイル時代にAppleに先行された危機意識もあり、今はAIを武器に次世代プラットフォームの座を制覇しようとしています。
 
 
¶ 次世代のプラットフォーム競争
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次世代プラットフォームとは、PCからモバイルへとシフトし、かつあらゆるものがインターネットに繋がる社会において、誰もが使うことになる共通基盤です。
 
PC時代では、MicrosoftのWindowsがまさにOSプラットフォームとして君臨してきました。同じくGoogleもその検索プラットフォームを握っていたといえるでしょう。
 
モバイルにおいては、AppleがiPhoneに代表される最高のユーザ体験を提供することで一気に市場を席巻しました。
 
単にデバイスの洗練だけでなく、iTunesに代表されるリッチなコンテンツ群、そしてSiriという音声アシスタントもその魅力の一つです。ちなみにSiriも技術的にはディープラーニングを活用しています。
 
そして今でもAppleは、音声・画像認識技術を持った企業の買収を続けています。
 
次に重要なのが、あらゆるものがIoT(モノのインターネット)でつながる時代に突入したことです。
 
例えば自動運転車や産業・コミュニケーションなどのロボット、さらにはセンサーの普及でヒト・モノものから取得出来るデータがますます加速化しています。
 
その中で確実に必要されるのは、得たデータをもとにいかに有用な情報なのかを判別し、必要に応じて制御・指示出来る、まさにAIの仕組みです。
 
Googleはすでに、自動運転・ヘルスケアサービス・エネルギーなど次世代プラットフォームに関係する企業を買収して着々とAIを通じた事業化を進めています。
 
ちなみに、第一回目で紹介したコンピュータ囲碁プログラム「AlphaGo」もGoogleのAIですが、こちらは2014年にGoogleが約4億ポンドで買収したAIカンパニー「DeepMind社」によるものです。当時社員わずか数十名でしたが、ディープラーニングと、脳神経科学理論に基づく強化学習を組み合わせたアルゴリズムで注目されていた企業でした。
 
今回取り上げた企業以外として、IBM・Facebook・AmazonなどもAI技術を核にして自社の強みを磨いています。
 
そしてIT企業以外でも、例えばGEなどもモノづくりのIoTプラットフォームの座を握ろうと、AI技術を積極的に自社に取り込もうとしています。
 
要は、今起こっていることは、AIの研究開発競争というよりは、すでに実用化の段階なのです。
 
次回は、日本国内を中心にしたAIの活用事例とビジネスにおける活用のポイントを見ていきます。
 
 
【執筆:福岡 浩二/BBT大学院2014年9月 修了】
 
 



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大企業もいっぱい活用しているんですね! 開発からもう実用・応用・改良段階にきているんですか! どんな世の中に変わっていくのか楽しみですね!

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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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