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2017/03/06配信分

「国内電機メーカーの業績推移」をウォッチ!

 
今回は、”数字で分かる今”で取り上げた東芝の記事に関連して「電機メーカーの業績推移」を取り上げてご紹介いたします。
 
 
国内の電機メーカー大手3社の業績(売上高、当期純利益)の推移を見てみたいと思います 。売り上げの増減では程度の差はあるものの、長期では似たような動きを示しています。ただし、この1-2年でみると、日立は増加、パナソニックは横ばい、東芝は減 少しています。
 
一方、当期純利益の増減をみると、2005年度以降、振れ幅が大きくなっています。この1-2年でみると東芝は昨今の問題によって大幅減となり、大きな赤字を計上しています。
 

 
2001年度(2002年3月期)には、日立、パナソニック、東芝が3社とも大きな赤字を計上しており、日立、パナソニックは4000億円を超える赤字を出していましたが、その後業績を回復させています。2008年度(2009年3月期)にはリーマンショックの影響もあり 、3社とも当期純利益が大きく減少しましたが、日立は約7900億円の赤字で、パナソニック、東芝も300億円を超える赤字を計上しました。
 
またパナソニックは2011-12年度連続で7000億円を超える赤字を計上しましたが、その後業績を回復させています。
 
そして、2015年度(16年3月決算期)には、東芝のみが4000億円を超える最終赤字を計上しています。
 
最終赤字計上の背景、要因は各社でそれぞれ異なる側面があるものの、日立、パナソニックは巨額赤字計上の後に、様々な対策を打って業績を回復させています。
 
今回の東芝は、これまでとは異なる要因が重なっているため、同じように比較できませんが、今後の対策がどうなるのか、または自分が経営者であったらどう対処するべきなのか、といった視点で注視していきたいところです。
 
 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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