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2017/03/13配信分

「書籍(単行本)の新刊発行の推移」をウォッチ!

 
今回は、”数字で分かる今”で取り上げた村上春樹の新刊『騎士団長殺し』の記事に関連して、「書籍(単行本)の新刊発行の推移」を取り上げてご紹介します。
 
書籍(単行本)の新刊市場に関する統計として、新刊書籍発行点数、新刊書籍発行部数の推移(1985~2014年)をみていきたいと思います。
20170313
 
単行本の新刊発行点数は、1985年に約1万8千点でしたが、2014年には約5万2千点と大幅に増えています。同様に新刊発行部数も、1985年の約9600万部から、2014年には約1億6300万部に増加しています。
 
30年前と比べても、20年前、10年前と比べても、新たに出てくる本の点数(新刊単行本の種類)が大幅に増えているということは、書店やアマゾンなどの書籍の新刊紹介を見ても実感として感じるところが多いのではないでしょうか。
 
では、1点当たりの発行部数はどうなっているでしょうか。発行部数/発行点数で計算してみると、数値が出ますので、その推移を同じ期間で変化をみてみます。1985年には1点当たり5000部超の発行部数だったものが、年々低下し、 2014年には3000部近くに落ち込んでいます。
 
このように、新刊の当初の発行部数が3000部台に落ち込んでいる中で、村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』(全2冊)が初回130万部(第1部「顕れるイデア編」70万部、第2部「遷ろうメタファー編」60万部)発行するということが、いかに桁違いに大きな発 行部数を見込んでいるかということが分かると思います。
 
 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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