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2017/03/21配信分

「宅配便取扱個数の推移」をウォッチ!

 
今回は”数字で分かる今”で取り上げた「ヤマト運輸 vs アマゾン」の記事に関連して「宅配便取扱個数の推移」を取り上げてご紹介いたします。

 

宅配便の取扱個数に関する統計として、国土交通省が集計して毎年発表しています。
宅配取扱個数(トラックのみ)の推移を1985年から2015年にかけて、長期トレンドを見てみましょう。1985年の約5億個から、2015年には約37億個と、7倍以上に拡大していることが分かります。

 

宅配便取扱個数の推移

 

宅配取扱個数が37億個といわれても、ピンとこないので、単純に国内総世帯数で割って、「1世帯当たりの宅配便利用個数」を算出してみます。1家庭で、どの程度の宅配便利用があったのか、大まかに把握してみます。

 

総世帯数は、さほど大きな変動がないので、グラフで見ると、ほぼ宅配便取扱数の推移と同じトレンドを示しています。1985年には、1世帯当たり年間約10個の宅配便取扱個数でしたが、2005年には61個、2015年には70個に増えています。

 

さらに、身近に感じるために、各家庭で1カ月当たりどのくらいの宅配便を利用しているか算出してみます。単純に先ほどの「1世帯当たり宅配便利用個数」を12カ月で割って算出します。

 

その結果、1985年には、1世帯の1カ月当たりの宅配便利用個数が約1.1個だったのが、2005年には5.1個、2015年には6.1個に増えていることが分かります。

 

大まかに傾向を見ると、各家庭平均で、週に1個以上の宅配便利用があるということが読み取れます。

 

さて、皆さんは宅配便が月に何個(何回)ご自宅に届きますでしょうか。日本全国の平均が6個だとすると、多いと思いますか、それとも少ないと思いますか。
これが全国平均だとすると、各家庭で、あと何個くらい増えると思いますか。
そこから、国内の宅配便の潜在需要が推計できるのではないでしょうか。

 

 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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