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     ①コーポレート・ファイナンスで意思決定力を鍛える!

BIZトピックス 話題のビジネスマナーや、時事問題を大前研一やMBAホルダーの視点で鋭く解説。あなたの成長へのプロセス作りを後押しする、ビジネストピックス集。

2017/04/05配信分

財務

『コーポレート・ファイナンス』を覗き見!
 ①コーポレート・ファイナンスで意思決定力を鍛える!

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前回までのアカウンティングは興味を持ったようだな! 今回から『コーポレート・ファイナンス』の科目をやっていくぞ! これもVol.2だな!以前のコーポレート・ファイナンスの内容は覚えているか?

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アカウンティングはすごく興味を持てました! コーポレート・ファイナンスも二回目ですが、前回のことをすっかり忘れてしまっています…。 もう一度学びなおしたいです!

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■コーポレート・ファイナンス■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.コーポレート・ファイナンスで意思決定力を鍛える!
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¶ 意思決定を扱うコーポレート・ファイナンス
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コーポレート・ファイナンスは、名前の通り、企業財務に関する領域を扱います。企業活動を財務面からみると大きく次の4つの財務活動の流れになります。
 
 1) 金融市場から資金を調達する
 2) 調達した資金を事業に投資する
 3) 事業から収益を得る
 4) 収益を投資家へ還元する。または、再投資する。
 
これらの活動を行い企業は成長していきますが、成長の裏には、経営者の様々な意思決定があります。言い換えると、経営者は次の3つのことを日々考えて意思決定しています。
 
 1) どうやって資金を調達すれば良いのか
 2) どういった事業に投資すれば良いのか
 3) 事業から得た収益をどうすれば良いのか(再投資するのか、投資家に還元するのか)
 
では、経営者は何のために意思決定しているのでしょうか。それは、株主価値を最大化させるためです。株式会社の場合、資本金は株主が出資しています。経営者は出資者である株主にとっての価値を最大化させるために、会社を経営しています。
 
しかし単純に株主の方ばかりを向いていれば良い、というわけではありません。
 
社会的に企業は継続することが求められており、株主を含めた利害関係者に最適な価値の分配がなされないと、企業の継続が難しくなってしまいます。
 
こういった様々な場面で、最適解を見つけ、どう意思決定すれば良いかを扱うのがコーポレート・ファイナンスなのです。
 
 
¶ お金だけでなくその背後にある様々な利害関係者を意識する
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具体的にどのような意思決定をしているか、もう少し掘り下げてみましょう。
 
資金調達の場面を想像してみてください。
資金は、株式と債券、どちらで調達すれば良いのでしょうか? 無借金経営という言葉をよく聞きますが借金は悪なのでしょうか。
 
株式と債券、それぞれの調達方法にメリットとデメリットがあります。また、株主と債権者が会社に求めていることも違います。これらを踏まえた上で、最適な判断をしていくことがとても大切です。
 
 
¶ 会社の未来に思いを馳せるコーポレート・ファイナンス
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ここまで読んで、アカウンティングとコーポレート・ファイナンスは、どう違うのか?と思った方もいらっしゃることでしょう。
 
分かりやすい違いは、フォーカスする時間軸です。「過去」にフォーカスするのがアカウンティング、「未来」にフォーカスするのがコーポレート・ファイナンスです。
 
アカウンティングで扱う、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書には、企業の過去の業績が数字で示されています。これらの数字から経営を見直し、改善すべき所は改善していくのがアカウンティングです。
 
これに対し、コーポレート・ファイナンスでは、会社の未来に目を向けます。
ある事業に投資すると、将来、どれぐらいの期間に渡ってキャッシュが得られるか、投資とリターンのバランスを考えて意思決定していきます。
 
会社の未来に思いを馳せるのがコーポレート・ファイナンスです。
 
 
¶ コーポレート・ファイナンスは経営者だけでなくビジネスパーソンにも必須
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コーポレート・ファイナンスは企業経営に必須の考え方ですが、経営者だけのものではありません。考え方を身につけると、ビジネスパーソンにとっても強力な武器になります。
 
コーポレート・ファイナンスの考え方を身につけると、事業計画を立案する際、投資と将来キャッシュフローという視点から、非常に説得力のある事業計画を立案できるようになります。
 
また、複雑化しているビジネス環境の中でも、様々な要因を考慮して、あなたなりの最適解を導けるようになります。これは、コーポレート・ファイナンスが様々な視点から最適解を導くためのものであり、ビジネスで実際に使えるものであるからです。
 
最近(2017年3月)、「東電経営陣を刷新、廃炉・賠償費用捻出へ改革加速」というニュースがありました。シビアにお金の側面から東電を考えた時、コーポレート・ファイナンスの考え方が最適解を導いてくれます。
 
これから全6回に渡って、事例などを交えつつ、コーポレート・ファイナンスの概要をお伝えしていきます。なるべく難しい話はせずにエッセンスをお伝えしていきますので、楽しみにしていてください。
 
 
【執筆:村上 昌也/BBT大学院修了】
 
 



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会社の未来に目を向けるということですね! 次回からの中身も楽しみです!

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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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