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2017/04/17配信分

「自動車会社の時価総額」をウォッチ!

 
今回は、”数字でわかる今”で取り上げた「テスラモーターズ」などに関連して、「自動車会社の時価総額」を取り上げてご紹介します。
 
 
先日4月3日に電気自動車(EV)メーカーの米テスラの時価総額が、米フォード・モーターの時価総額を抜いたことで注目を集めました。さらに、その翌週4月10日には米ゼネラル・モーターズ(GM)を一時上回り、米自動車会社の首位に立つ場面もありました(同4月10日の終値ベースではテスラはGMを下回っています)。

 
20170417

 
世界の自動車会社の時価総額と比較してみると、トップはトヨタの1731億ドルで、2位ダイムラー、3位フォルクス・ワーゲン(VW)と続いています。米GMは6位、米テスラが7位、米フォードが8位となっています。
 
自動車販売台数でみると、トヨタ、VWが1000万台を超えており、GMも1000万台を少し下回る996万台、フォードが665万台です。一方、テスラの自動車販売台数は約7万6000台です。GMやフォードとは桁が2桁違うほどの差があります。
 
販売台数で小さなテスラが、時価総額でフォードやGMを凌ぐほどの規模に達しているのは、EV市場の伸びへの期待があるからという理由があげられています。ただ、EVの市場規模だけだと、富士経済の予測(注)では2035年で世界567万台(2015年、34万台)となっているので、伸び率は高いものの、絶対数では既存の自動車を凌ぐ規模に達するとは言えません。なので、単にEVとしてみるだけではなく、動力源がエンジンからモーターに替わることによって、自動車の産業構造が変わり、その中心プレイヤーとしてテスラが注目されていると考えられるのではないでしょうか。
 
注:富士経済「2016年版 HEV、EV関連市場徹底分析調査」プレスリリースより
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/16051.html

 
 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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