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2017/10/10配信分

「国内の映画市場規模」をウォッチ!

 
今回は、「国内の映画市場規模」を取り上げてご紹介いたします。
 
先日(2017年9月19日)発表された映画観客動員ランキング(9月16、17日)によると、「エイリアン:コヴェナント」が初登場で首位を獲得したそうです。土日の2日間で、約13.8万人動員し、約2億円の興行収入だったそうです。
 
映画興行収入のニュースがメディアで取り上げられるものの、映画のプロモーション的な意味合いのニュースが多く、実際の映画市場自体が伸びているかどうか気になるところです。
 
そこで今回は、映画の市場規模の推移を見ていきたいと思います。
 

 
まず映画入場者数(延べ人数)の推移を見てみましょう。長期データで推移を見てみると、1955年には約8.6億人、1958年にピークの約11.3億人に達しましたが、そこから減少を続け1996年には約1.2億人と最少を記録しました。その後は、概ね横ばい・微増という状況で2016年には約1.8億人となっています。
 
映画興行収入は、長期的にみると大きく拡大しており、1955年に約547億円でしたが、1974年に1000億円を突破し、2001年に2000億円を超え、2016年には約2355億円にまで拡大しています。入場者数が減っているのに、興行収入が伸びている要員として平均料金が1955年に63円だったものが、1980年に1000円を超え、2016年は1307円となっていることが関係しています。
 
映画興行収入を、邦画と洋画で分けて推移を見ると、2000〜2005年までは洋画の方が大きかったのですが、2006年に邦画が逆転し、その後は邦画が洋画を上回っており、2016年で邦画が約1486億円、洋画が約869億円と600億円以上の差が付いています。
 
他の視点として、映画市場は、動画パッケージソフト(DVD/ブルーレイ/ビデオカセットのソフト販売・レンタル)や動画配信市場と比べて、どのような推移をしているのか比較して見たいと思います。比較可能なデータで2006〜2016年の10年間で推移を見ると、動画パッケージソフトは減少し続けており、動画配信市場が拡大し続けています。映画市場はほぼ横ばい〜微増という傾向になっています。
 
つまり、自宅で映画を見る人はビデオ・DVD・ブルーレイから動画配信にシフトしてきているが、映画館に足を運ぶ人は減っておらず、ここ数年の邦画ヒット作の影響もあり増加トレンドにあることがわかります。
 
映画動員数・興行収入は、ヒット作・話題作次第で変わると思いますが、邦画が好調をキープし、洋画でもヒット作がでてくると、2017年の映画興行収入が昨年よりも伸びる可能性がありそうですが、どうなるのか気になるところですね。
 
 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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