BIZトピックス 話題のビジネスマナーや、時事問題を大前研一やMBAホルダーの視点で鋭く解説。あなたの成長へのプロセス作りを後押しする、ビジネストピックス集。

2017/10/25配信分

8――これは何の数字?

 

●正解: 草間彌生美術館オープン! 本人作品の過去最高落札額は約8億円●

 

 

水玉模様で創られる独特な世界観が特徴的な草間彌生氏の作品。美術館や画廊、または雑誌やポスターなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

 

そんな草間氏の作品の最高落札価格はなんと約8億円(作品名: White No.28)。
その額は、現存する女性アーティストにおいて第2位を占めています。ちなみに1位は約10億円の落札価格でして、キャディ・ノーランド氏の「Bluewald」という作品です。

 

詳しくはこちら

 

なお先日「草間彌生美術館」が東京都新宿区にオープンしました。画風もさることながら、美術館のシステムもユニークでして「完全事前予約制&時限制」なのです。

 

その人気ぶりから定員をあっという間に超えることは簡単に予想がつきます。
運営上の観点からすると、顧客一人ひとりに公平な美術体験の機会を用意するという意味で、素晴らしい仕組みだと思います。(※年内はチケット完売)

 

草間彌生美術館に行こう!

 

さて、美術とりわけ「現代アート」に対して、皆さんはどのような印象をお持ちですか? まったく意味がわからない… それなのに超高額なプライシングで余計に意味がわからなくなる… そんな感想をお持ちの方も少なくないと思います。

 

大前提として、消費者や投資家ではなく純粋に鑑賞者の立場で考えると現代アートの解釈や楽しみ方は自由です。

 

BBT大学院の問題解決思考の授業ではありませんが「自分ならどう考える?」という視点で作品と対峙することで、自ら考え、そして自ら答えを見つける「鑑賞方法」が、私は現代アートとの接し方の一つにあると考えています。

 

実は、アートを題材にして批判的思考力を鍛えるためのトレーニングメソッドがあります。「Visual Thinking Strategy」(以下VTS)です。

 

このVTSは米国MoMAにて教育部長を務めていたフィリップ・ヤノウィン氏により確立されたメソッドでして、「いま絵画の中において何が起こっているの?」という切り口をもとに、個々人の経験や感性をベースに作品を巡り会話/議論することで、思考力やコミュニケーション力を養っていくものです。

 

このように、鑑賞や投資などに加えて、アートは教育的な側面をも持っています。子どもの感性教育のみならず、我々ビジネスパーソンもアートを通じて学べる余地は多分にあるのです。

 

その意味で、草間彌生美術館が設けた完全事前予約制や時限制というシステムは、運営効率化のためというよりも、一人ひとりが「ゆっくり現代アートと対峙して思考を深められる」ということを本来的な狙いにしているのかもしれませんね。

 

エンターテインメントとして美術館に足を運ぶのも良いですが、「考える」ことや「自分を見つめ直す」ことを目的に、アートに接してみるのもたまには良いかもしれません。

 

それでは、現代アートをとりまく市場や業界構造はどうなっているのか?
これについては、またいつかの機会に書ければと思います。

 

 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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