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2017/12/04配信分

「あずきバー」をウォッチ!

 
今回は、「あずきバー」を取り上げてご紹介いたします。
 
先日2017年11月15日に井村屋グループが東証・名証の2部から1部に昇格することを発表しました。井村屋の2017年9月中間決算も好調だそうで、主力商品の一つである「あずきバー」の2017年度上半期の販売数が過去最高の2億3200万本だったそうです。
 
日本国内のアイス市場規模は、以前も取り上げましたが( そのときの記事はこちら)、この10年間を通じて増加し続けていますが、「あずきバー」はこの市場のトレンドに乗って伸びているのか、それ以外の要因もあるのか、数字で確認してみたいと思います。
 

 
まずアイス市場規模を販売形態別、種類別に見てみたいと思います。「あずきバー」は、6本1パックで販売される形態が多いため、販売形態としては「マルチパック」に該当します。また、種類別でいうと「あずきバー」は氷菓に該当します。
 
マルチパックの市場規模をみると2007年の1,001億円から2016年の1,344億円へと300億円以上拡大していることがわかります。氷菓の市場規模を見ると2007年の637億円から2016年の878億円へと約250億円程度拡大していることがわかります。
 
それでは、「あずきバー」は市場規模の拡大トレンドに乗って、売り上げが伸びているのか、他にも要因があるのか確認してみたいと思います。
 
2017年の上半期のPOSデータで見たアイスの売れ筋ランキングを見ると、4月時点では15位でしたが、そこから一気にランキングを上げ、7月~9月では3か月連続で売れ筋ランキング1位となっています。
 
他にも多数アイスが存在する中で、売れ筋ランキング1位となるからには、単なる市場の伸び以外の要因があるものと考えられます。業績発表に関連した報道では、SNSで話題になっていることや、新しい消費スタイルの提案が好調の要因であると指摘しています。
 
それではSNS(ここではTwitter)でどのようなトレンドがあるのか、数字で確認してみたいと思います。
 
「あずきバー」に関するTweet数の推移をみると、5月に大きく跳ね上がっている箇所があることが分かります。これは、5/22にタカラトミーアーツから「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品『おかしなかき氷 井村屋あずきバー』発売のプレスリリースがあり、一気に話題となり拡散したものです。以前から、「あずきバー」の硬さがネットで話題になっていたのですが、そこを捉え、硬い「あずきバー」をかき氷にして新しい食べ方を提案したことが、話題を呼んだものと考えられます。
 
ちなみに、年代別の好きなアイスのランキングをとると、60代以上では「あずきバー」がトップなのですが、若い世代では上位に入ってきていません。
 
今回話題となった、「あずきバー」の新しい食べ方の提案により、ファミリー層など含めて若い世代の購入を促した可能性も考えられますね。
 
 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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