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2017/12/11配信分

「高度外国人材への魅力度ランキング」をウォッチ!

 
今回は、「高度外国人材への魅力度ランキング」を取り上げてご紹介いたします。
 
先日2017年11月20日にスイスのビジネススクールIMDが、世界人材ランキングを発表しました。総合ランキングでは、1位がスイスで、2位デンマーク、3位ベルギー、4位オーストリア、5位フィンランドと、欧州の国が上位を占めています。なお日本は、31位でした。
 
同レポートは、世界63ヵ国を対象に調査しており、人材への「投資と育成」、「魅力」、「準備性」の3つの領域で、細かく項目に分けて数値を算出・評価し、総合的にランキングを付けています。
 
その中で、「魅力」領域の中の「高いスキルを持つ外国人への魅力度」の評価で、日本は63ヵ国中51位となっています。調査対象となったアジア11ヵ国の中では最下位という結果となっています。
 
それでは日本よりランキングが上位の国は、どのくらい日本よりも魅力が高いのか、また、日本よりもランキングが下の国にはどのような国があるのか、細かく見ていきたいと思います。
 

 
まずランキング上位の国を上から見ますと、やはりスイスが1位となっています。以下、2位UAE、3位シンガポール、4位米国、5位香港、6位ルクセンブルク、7位オランダとなっています。欧州の金融が強い国(1位スイス、6位ルクセンブルク)、交易が盛んな都市国家(2位UAE=ドバイ、3位シンガポール、5位香港、)、世界的なイノベーション人材を引き付ける国(4位米国)など、上位に来ているのは特徴のある国であることが分かります。
 
アジアの中では、東南アジアなど英語が通用する国や、成長率の高い国が、上位にランキングされています。台湾、韓国、日本がアジアのなかでも下位となっています。
 
日本(51位)よりも下位の国には、南アフリカ(52位)、イタリア(53位)、ブラジル(54位)、ブルガリア(55位)などがあります。欧州のOECD加盟国でも、ギリシャ(61位)などランキングの低い国があることが分かります。
 
イタリアや、ギリシャなど欧州先進国としてカテゴライズされている国が、日本よりもランキングが低いことを見ると、少し前の欧州債務危機(PIIGS)などで経済問題があった国であることが言えるのではないかと思います。
 
アジアだけでなく世界全体でみると、高度外国人材を引き付けている国は、金融、交易、イノベーションなどの特徴を持った国、英語が通じて成長率の高い国が上位に来ていることが分かります。
 
今後日本が高度外国人材を引き付けるために、これらランキング上位国の特徴を備えることが一つの方向性といえるのではないでしょうか。
 
 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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