BIZトピックス 話題のビジネスマナーや、時事問題を大前研一やMBAホルダーの視点で鋭く解説。あなたの成長へのプロセス作りを後押しする、ビジネストピックス集。

2018/03/26配信分

「世界長者番付」をウォッチ!

 
今回は、”数字でわかる今”でお届けした 「2018年世界長者番付トップは!?」の記事に関連して、「世界長者番付」を取り上げてご紹介いたします。
 
先日3月6日にフォーブス誌が2018年世界長者番付を発表しました。今年はアマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOがビル・ゲイツ氏を抜いて1位となり、保有資産は1120億ドル(約12兆円)だそうです。
 
フォーブス誌はこれまで、毎年世界長者番付を発表していますが、これまでマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏がトップの期間が長かったような印象があります。それでは、実際にどのくらいの期間トップだったのか、ビル・ゲイツ氏以外の世界長者番付トップとなった人物にどのような人がいるのか確認してみたいと思います。
 

 
30年前からの世界長者番付歴代トップを見ると、1988年から1994年までは、日本人がトップでした。西武鉄道の堤義明氏が1988~90年、93~94の期間でトップでした。森ビル・森トラストの創業者である森泰吉郎氏が1991~92年でトップとなっていました。
 
1995年からビル・ゲイツ氏がトップとなり、2007年まで13年間連続してトップの座についていました。2008年に投資家のウォーレン・バフェット氏がトップとなりますが、翌2009年には再びビル・ゲイツ氏がトップとなります。
 
2010年からはメキシコの実業家カルロス・スリム・ヘル氏がトップとなり、2013年まで連続してトップの座についています。カルロス・スリム氏は、メキシコの通信会社テルメックスや携帯電話のアメリカ・モビルなど、ラテンアメリカ地域での通信事業で大きく成功した人物です。ちなみに、テルメックスは、1990年代のメキシコ債務危機の影響で国営通信会社民営化となり、同氏が米通信会社SBCとフランスとテレコムと協力し、公開入札によって買収した会社です。
 
2014年に入ると再びビル・ゲイツ氏がトップとなり、2017年まで4年連続でトップとなっています。
 
2018年に、ジェフ・ベゾス氏がトップとなり、資産額額も歴代長者で初めて1000億ドル代を超えて1120億ドルとなりました。
 
歴代世界長者番付トップの変遷を見渡すと、日本が世界経済で存在感が高かった1980年代後半から90年代前半にかけて日本人がトップを占めていたことが分かります。95年以降は、マイクロソフト、ビル・ゲイツ氏の独壇場が続きますが、2008年のリーマンショックあたりから様子が変わり、新興国ブームに合わせて、メキシコの実業家カルロス・スリム氏がトップとなっています。新興国ブームの後、2014年頃から世界的にテクノロジーやイノベーションの影響力が強くなり、再びビル・ゲイツ氏がトップとなりましたが、やはり現在テクノロジーやイノベーション領域で世界をリードしているジェフ・ベゾス氏が2018年のトップの座に就くことになっています。
 
世界経済をけん引しうるようなビジネスの創業者・オーナーでなければ、世界長者番付のトップになれないところを見ると、日本人トップのソフトバンク孫正義氏でも2018年は39位(資産額227憶ドル)なので、日本人がトップに返り咲くのは簡単ではなさそうですね。
 
 



一票を!

今後のサイト作りの参考にさせて頂きます。

役立った!
同一カテゴリのトピックスを読む
  • カテゴリーなし
MBA診断

本サイトのBIZトピックス・ビジネステンプレート・ビジネス用語集は、ビジネス界の第一線で活躍する大前研一が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学大学院が提供しております。

【無料】9日間でカフェ経営メルマガ

<ステップメール>経営学の要諦を物語で学ぶ!定年退職した父親は元公務員。ビジネス経験ゼロの父が、一流の経営者になるまでの感動のストーリー

BIZTIPSとは?
close

BIZTIPSは、ビジネスに関する様々な情報を集約したビジネスパーソンの知的給油所です。現在進行形で起こっている諸問題、疑問に対するプロの見解や最新のビジネストピックスなど、必読情報満載のポータルサイトです!

BIZまとめ
役立つ5つのコンテンツ
BIZトピックス
BIZ用語集・テンプレ
BIZライブラリ
BIZリファレンス
検索人気ワード

バナー

バナー

バナー

BIZクイズ一問一答!

問題

自社や外部環境の分析をすることによって、適切な目標を立てるために役立つフレームワークは?

ビジネスの第一線から最新情報を配信中!
本サイトは日本を代表する経営コンサルタント・大前研一氏が学長を努めるビジネス・ブレークスルー大学大学院が提供しております。
ビジネスの第一線で活躍する講師陣ならではの最新のビジネス情報を配信中です。

大前研一

大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

PAGE TOP