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     ④RTOCSの進め方 3:エアキャンパスの活用

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2018/05/16配信分

経営戦略

「RTOCS」~大前学長科目を覗き見!
 ④RTOCSの進め方 3:エアキャンパスの活用

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今回はRTOCSの中での議論の仕方について解説してもらうぞ!テキストベースでの議論というのはなかなか話を聞いただけでは理解しにくいところもあるだろう。どうやって進めていくのか想像してみよう!

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議論をテキストで進めていくって、ネットの掲示板みたいなものですかね?チャットならよく使ってますけど。

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■「RTOCS」~大前学長科目『経営戦略論』他■■■ ━━━━━━━━━━━━━
4.RTOCSの進め方③ エアキャンパスの活用
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4回に分けてお伝えしている、「RTOCS(Real Time Online Case Study)」への取組み。
 ①お題発表~情報収集
 ②分析
 ③エアキャンパスの活用
 ④提出資料の作成~学長回答との比較
 
前回は、「②分析」について、TIPSを含めてご紹介をしました。
RTOCSは1週間単位で取り組む課題ですが、日曜日の夜にお題が出てから、遅くとも木曜日ぐらいまでには本質的問題を見出す「分析」フェーズを完了させておくことが望ましいでしょう。
 
今回は「RTOCS」で常に活用する「エアキャンパス(AirCampus)」での議論について、解説します。
 
 
 
¶ エアキャンパスとは
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エアキャンパスとはBBT大学院生が学ぶための共通のプラットフォームです。
WEBやスマホアプリを通して、講義動画の視聴や同級生と議論を行う機能があります。
 
ここではエアキャンパス上での「議論」にフォーカスしてご紹介します。
 
まずエアキャンパスでの議論は、全てテキスト(文字)ベースで行います。
そして議論に参加するには、大きく2つの方法があります。
 
1つ目は、自らが発見したファクトと、それに基づく意見を表明すること。
2つ目は、クラスメートが投稿した意見に対して、質問や意見を述べることです。
 
▼AirCampusを動画でもご紹介

 
 
¶ 情報は出典を明確に
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まずは1つ目の議論への参加方法、「発見したファクトと意見表明」について、ご紹介しましょう。
 
エアキャンパスにおける投稿(=発言)では、
「主張はファクトに基づくこと」という重要なルールがあります。
 
RTOCSでは、特にお題が出た序盤戦に様々な情報収集が行われ、学生がそれぞれ収集した情報をエアキャンパスに投稿します。
 
情報収集はネットからが主体になりますが、引用元としてネット記事のURLを表示することはもちろん、その記事に信憑性があるかどうかも含めて判断しなければいけません。
 
例えば、経済系のメディアで「○○社の経営は問題がある」という記事があったとします。その記事を引用して、「その会社の経営は問題です」と投稿することはルールに反します。
 
なぜならその記事は、決算情報や経営者が発表した施策に基づいて、記者なり、そのメディアなりが「問題」と判断したのであり、投稿者が自分自身で導き出したものではないからです。
 
この場合、「○○社の経営が問題と言っているこの記事で紹介されている決算情報を見ると確かに近年の利益減少が著しい。経営に問題を抱えているのか、自分なりに検証してみる。」などと記事の背景にあるファクトを見据えて、自らの意見を投稿することが求められます。
 
場合によってはメディアとは反対の意見になるかもしれません。
 
さらに、できるだけ記事中で紹介されているファクトも「裏」を取るようにしましょう。
 
特に最近はフェイクニュースなど、意図的に捏造されたニュースが、アクセス数を獲得するためだけに掲載されるケースもあります。
 
企業や公的団体などが発表した、信頼できる1次情報を入手し、それに基づいた自らの見解を持つ習慣を身につけましょう。
 
RTOCSにおけるこの習慣が身についてくると、世の中のニュースに対してもより感度を高めた見方ができるようになります。
 
メディアは結論ありきの報道をするケースがありますが、報道の背景にある事実を見通す力を養うことができます。
 
 
 
¶ 議論はヒトに向くのではなく、コトに向ける
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エアキャンパス上での2つめの発言方法として、「他人の意見に対して、自分の意見を主張し、議論をする」という方法があります。
 
エアキャンパスでの議論は上述のように、テキストベースが基本です。
すなわち書いてある内容が全てです。
 
普段の業務などで行っている議論の状況を想像してみて下さい。
発言者の職位、性格、これまでの人間関係に影響され、充分に自分の意見を主張できなかった経験が少なからずあるのではないでしょうか。
 
BBT大学院のクラスメートには、公認会計士、上場企業役員、博士号所持者など様々な業種、職位の人を始め、普段話す機会が少ない専門家が多くいます。
 
しかし議論の相手がどのような立場でも、発言内容「そのもの」について集中することが求められます。
 
例えば、企業の利益が向上していないという業績の推移を見て、あるクラスメートが「経営が不安定だ」という発言をしたとします。
 
しかし、あなたが「背景で大きな設備投資をしている」というファクトを見つけた場合、相手がどのような立場の人でも、「本業の収益構造は順調で、将来の市場環境の変化に備えて設備投資をしている状況なので、経営母体は安定の方向に向かっていると考えます。」と主張をすべきです。相手の立場を忖度する必要は無いのです。
 
むしろ、積極的に他者の発言に対しては、反対の意見を表明することが求められます。これを悪魔の提唱(デビルズ・アドボケイト)と言います。
 
反対意見を述べるということは、それを支える充分なファクト収集が必要となります。
 
結果として議論に奥行きが増し、場合によってはよりよい第3の解釈が生まれることもあります。
 
自分の意見に対して反論された際、その瞬間は感情がざわつくこともあるかと思います。しかし反論に対する反論もファクトベース、テキストベースで行う必要があるので、自分の意見をまとめる為に時間を要します。その間に感情が落ち着き、議論の内容自体に集中できるようになります。
 
このようなやり取りに慣れてくると、クラスメートの反論はあくまでコトに対してであり、自分自身を否定するものではない、ということが解るようになってきます。
 
それらのやりとりにより情報収集力、発言力はもちろん、反論に対する心の耐性を磨くこともできます。
 
 
 
¶ 「議論する力」が身につく
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エアキャンパスでの議論において、
・ファクトに基づいた意見を述べる。
・ヒトに向かうのでは無く、コトに向かう。
・わざと反対の立場を取る。
ということを心掛けることにより、「議論する力」が徐々に身についてきます。
 
個人的にはやはり、「ヒト」から「コト」へと議論の対象をスイッチすることができるようになったと感じています。
 
もちろん実社会では、それだけではなく、相手の立場や状況に合わせることも重要です。
 
しかし、
・自身の関心が「ヒト」に向いていないか?
・相手の主張は「ヒト」に向いているのか?それとも「コト」に向いているのか?
を意識することで、より生産性の高い議論をする力が身についていくでしょう。
 
次回、最終回は結論提出から振り返りまでの部分を取り上げます。
 
 
【執筆:村西 重厚/BBT大学院修了】
 
▼RTOCS紹介動画はこちら

 



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何を言ったのかがよくわかる画期的な仕組みなんですね!これなら考える力も身につくんじゃないでしょうか!?

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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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