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2019/03/27配信分

36――これは何の数字?

 
●正解:タイヤのパンク 10年間で10万件 《 36% 》の増加●
 
 
 
先日(3月8日)にJAF(一般社団法人日本自動車連盟)が公表した資料によると、ロードサービス出動件数のうち、タイヤのトラブルが2017年度に391,799件と過去最高を記録したようです。2007年度は286,934件と、この10年で約10万件増(約36%増)となっています。(※1)
 
わが国の自動車登録台数(※2)は横ばい傾向ですので、パンク件数の増加は、登録台数は関係なさそうです。
 
JAFによると、近年セルフサービスのガソリンスタンド(以下GS)が増えたことで、タイヤの点検回数が減ったことが理由のひとつと指摘しています。確かに、有人GSは、給油中にタイヤのチェック、オイルチェックなどの点検作業や窓拭きなどのサービスがありました。セルフサービスのGSでは、本人がやるしかありません。
 
タイヤの寿命は10年程度といわれています。空気圧などの点検、異物が挟まっていないかのチェック、前後左右入替ローテーションなどを行うことで、長持ちするようになります。タイヤの空気圧は元々自然に低下します。空気圧が正常ではない状態で車を走らせると、タイヤと路面が正常に接しなくなるため、タイヤ磨耗の原因となります。走行中のパンクなどは大事故に繋がることもあるので注意が必要ですね。
 
ただ、車やタイヤの性能が上がり、路面の整備も進んでいますので、パンク事故の増加は、整備以外にも課題がありそうです。
 
最近はスペアタイヤを搭載しない車が増えています(※3)。コストの割には利用率が低いことが背景のようですが、その代わりにパンク補修キットが搭載されているようです。
 
また、パンクをした際に、「自分でスペアタイヤへ交換または修理した」人よりも、「他者に対応を依頼した」人が最近増えています。特に若い世代に多く、年代が上になるほど自分で修理・交換する人の割合が高くなる傾向にあります。
 
ロードサービス出動件数のうち、タイヤトラブルが過去最高となった背景には、「自分で交換・修理」するより、「他者に対応を依頼」する人が増えたことが一因となっていると言えそうです。
 
自動車保険もロードサービス付帯が一般的になっています。「タイヤ点検」など面倒なことをせず、パンクしたら「他者に対応を依頼」すれば、ドライバーの負担は軽減されます。その一方、タイヤ点検不足が原因でパンクが増えたのだとしたら、まさに「モラルハザード」といえるかもしれませんね。
 
 
※1 タイヤのパンク、10年前から約10万件増 トラブル防止のため定期的な点検を!
※2 自動車保有台数の推移
※3「タイヤのパンクに関するアンケート調査」
 
 



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大前研一
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。

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